FT8(問題解決)
先日からアマチュア無線の通信方法として、新規導入を行った、FT8ですが、
運用中に問題が発生しました。
7MHz帯域で送信を行うと、430MHzで運用中の無線機まで送信を開始してしまいます。
7MHzの送信出力は、免許された電力の最大50Wになります。
送信された電波が、430MHzの送信制御装置に回り込んで、誤動作しているようです。
これが、誤動作が発生する機器です。
下から、安定化電源、無線機、そしてWires-Xの制御装置です。
無線機と、制御装置の配線をはずしてみました。
外した状態で、誤動作はおさまりました、と言う事は、接続ケーブルから回り込んでますね。
先ずは、USBケーブルから確認していきます。
シールドが通電するか確認します。
通電しますね、シールドは生きているようです。
ただケーブルが細いので、少し太めのケーブルと交換してみます。
USBケーブルには、フェライトコアを入れてみます。
次は、制御用のケーブルのシールドを確認します。
おや!シールドされてないじゃん!
なんて事でしょう・・・・無線機に接続するケーブルがシールド無しですと・・・・
八重洲無線の手抜きっぷりがマザマザと、ただでさえ高周波の影響を受けやすい場所です。
本来ならシールドケーブルを使うべきでしょうね。
ケーブルをシールドタイプで作り替えたいところですが、部品を注文する必要があります。
取り敢えず、こちらもフェライトコアを有りったけ取り付けて試してみます。
前回のノイズ対策では微妙でしたが、高周波(電波)に関してはどうでしょう。
無線機と、制御装置を接続して、制御パソコンも再起動。
FT8を送信状態にしてみました。
お!バタつきません・・・フェライトコアが活躍してくれたようです。
低い周波数のノイズには微妙な効果だったフェライトコアも、高周波(電波)遮断には、
有効に働いているようです。
シールドケーブルを作るかとも思いましたが、何とかなりそうです。
しばらくこれで、運用して見る事にします。