バイクメンテナンス
バイクのグリップが劣化してきました。
4万キロ走ると、アクセル、クラッチのグリップがすり減ってきます。
こちらは、アクセル側
こちらは、クラッチ側。
だいぶスリ減ってますね。
交換部品はこちらです。
オフロードを走行するのであれば、オフロード用が良いと思うのですが、
ほとんど街乗りです。
オンロード用の、ヨシムラグリップをチョイスしました。
序でと言っては何ですが、グリップ取り替えで取り外す、ナックルガードも交換する事にしましょう。
強度的には、問題ありませんが、プラ部分の劣化が進んでます。
今回は、ネジ類の交換は行わず本体のみの補修部品でお安く済ませます。
取り付け部品無しの、本体のみ・・・若干お安くなります。
旧グリップは、カッターで切断してもかまいません。
取りやすい方法で取り外して、綺麗に吹き上げます。
回転する必要の無いクラッチ側とは異なり、アクセル側は、ハンドルバーに
スロットルバーが被さった状態です。
サイズ的にも、アクセル側が大きくなります。
ゴム素材のグリップですが、何もせずに取り付けると、ゴムとプラで若干滑りが発生します。
整備中にオイルが入ったり、雨天時の走行で水が入ったりして、くるくる空回りする
事もありますから、滑り止めが必要になります。
普通は、接着剤で固定したり細いステンレス製の針金で固定したりするのですが、
一度取り付けると調整が難しいので、私は自己癒着テープを使ってます。
癒着テープは、通常のテープみたいな感じですが、張力を加えて巻き付けるとテープ自体が
融着してゴムの塊になります。
最終的には、ゴムのグリップと融着して動かなくなる事を期待してます。
クラッチ側も同じですね。
こちらは金属面と、ゴムの滑り止めになりますから、ある意味アクセル側と同じです。
ピッチリしているグリップの装着時には、シリコンオイルを薄く塗布して
滑らせて装着します。
滑らないための自己癒着テープじゃないかと思われるでしょうけど、
不思議な物で、時間が経過するとゴム素材に吸収されるのか、滑らなくなります。
さて、グリップもナックルガードも新調しました。
固定も進んでます、少しヌルっとしたフィーリングが残りますが、明日には固着するでしょう。
運転時のフィーリングが変わると思います。
前グリップより若干太くなりました、乗って確かめる事にします。
ナックルガードがピッカピカ。
せっかくジャッキアップした事ですし、チェーンその他各所の注油と、拭き上げを行いました。