ATOK2009発売・・・2月6日
一昔前は、とても高価だった一太郎。
ワープロと言えば一太郎、官公庁御用達と言うこともあり、爆発的に普及したソフトウェアです。
一太郎 V4 から EMS メモリーを活用するようになり、メモリーの大容量化を否応なしに推進、ソフトウェアのみならず、ハードウェアの高機能化に拍車をかけたソフトと言えます。
普及したもう一つの理由として、当時では珍しくワープロ本体と日本語入力システム (FEP) フロントエンドプロセッサを分離した事で、他のソフトでも一太郎の日本語入力システムが利用可能でした。
このためワープロソフトは使わなくても ATOK は使うユーザーが増え、さらに普及が進みました。
その後 Microsoft の大いなる力に押されて、Word が官公庁にも導入され、現在一太郎は細々とながら昔の資産を使い続ける意味で生き残っている感じです。
日本人には、一太郎の方が相性が良いような気がするんですが、そこは順応性が高い国民ですからあっという間に Word が標準になりましたね。
さて今回発売される ATOK2009 は、当初同時発売だった一太郎から日本語変換機能を別製品として発売したもので、Windows標準の Microsoft IME よりも変換効率は上だと思われます。
Microsoft IME は当初日本のソフトハウス AI.Soft の WXシリーズのエンジンを使っていました。
と言うことで、毎年一回のバージョンアップを重ね、とうとう、ATOK2009になったわけです。
Adobe系の高価なソフトは買えませんが、よく使うユーティリティや今回のIME等、ちゃんと購入する事にしています。
今回のバージョンアップも5000円程度からできますので、パッケージを選んで購入すると、一回の飲み代程度で、それ程負担にもなりません。 え! 飲み会の方が良い?!
特に Microsoft を敵に回さないようにしましょう・・・とんでもないしっぺ返しをくらいますよ。