うるう秒

「うるう秒」よく耳にしますが、さて、何でしょうね。
「うるう年」は4年に1回ですね。
一年は、365日とされてますが、割り切れない端数があり、
1太陽年は、365日5時間48分46秒だそうです。
この誤差を4年に一度、2月を29日とすることで、修正しているわけです。

当然、地球の自転タイミングにも誤差がありますね。
原子時計で正確な時間を刻むことが出来る様になると、
自然の揺らぎをどう処理するか難しい課題となります。
今年は「うるう秒」挿入の年です。
23:59:60 UTCって・・・・
普通は23:59:59 の次は、 00:00:00 ですよね。
そう、7月1日のこのタイミングで、60秒までカウントする事で、1秒増やした事になります。
コンピュータの NTPサーバが自動で調整してくれた画面をご紹介しました。
ちなみに、地球自転のタイミングは、「23時間56分4.098 903 691秒」
あれ!少ないじゃん!
これだと、「うるう秒」って、加算じゃなくて、減算じゃ!
と思うでしょう。
処が地球は自転しながら、太陽の回りを公転してます。
1日で、約1度動くわけで、これにかかる時間が約4分。
地球は自転し終わって4分後に太陽面と同期する事になります。
だから、一日≒24時間となるみたいです。
うーーん、図解しないと難し表現ですね。
ここまで書いて、さらに不思議に思うのが月です。
月は、自転速度と、公転速度が「約27.32日」と同じです。
ただ、自転軸が5度程ずれてるので、若干違った見え方をするようです。
だから、ほぼ何時も同じ面が見えていて、ウサギさんも、ほぼ同じ場所にあります。
これって、天文学的に考えると、凄いことなのかも・・・・
と思いきや、太陽系の惑星にある、多くの衛星は自転と公転とが同期している。
らしいです。

PCとネット

Posted by papas