ロードスター試乗

今日は、デミオに搭載のマツダコネクトの無償バージョンアップに行ってきました。
外部接続のオーディオ関連の安定、ナビゲーションソフトの変更等々。
今まで2回程、怪しい動きをした事があるので、その辺が改善されると良いですね。

バージョンアップが終わって受け取りに行くと、ロードスターの試乗車が目に入りました。
おお!実物を間近で見るのは初めてです。
なんと、マニュアル仕様ではありませんか、担当の営業マンに試乗出来るか聞いていると
アッサリOKとの事。
近距離の試乗コースを走らせて頂きました。
先ずは、エンジン始動。
結構大きめのエキゾースト、低音が響きます。
クラッチを繫ぐとスルスルと・・・重量1000Kと軽量化されたボディーのおかげでしょうか。
走り出すと、1500ccとは思えない程、扱いやすいエンジンです。
7000からレッドゾーンになってますが、ストレス無く回ります。
走行フィーリングは、軽量化を感じさせない、安定感があります。
ハンドリングは、スポーツカーらしい良いピックアップを見せます。
さて、ここからが気になったところ。
1.スポーツカーとしては、シフトストロークが長い感じがします。
2.回転合わせ時のエンジンレスポンスが遅い。
3.ハンドルが細い。
1は、シフトフィーリングの問題ですが、現在どのギアに入っているか
ハッキリ解るのは良いのですが、スポーツカーとしては、少しストロークが長めに感じました。
2は、アイドリング状態からのエンジンレスポンスが遅い感じがします。
例えば、4速で走行中、急加速しようと、2速に落とすとします。
何もしないで2速に落とすと、エンジン回転が合わず、加速するまでにラグが出るので、
2速ミッションのエンジン回転数まで空ぶかしで合わせるのですが、この時瞬時に回転が上がりません。
いわゆるヒール&トーの簡易版ですが・・・・これは使えない。
慣れの問題なのかもしれませんが、試乗の間では、補正出来ませんでした。
3は、ハンドルを握った感触なので、個人差はあるかと思います。
総じて良い車なのですが、エンジンレスポンスは、チョット納得行かない部分でした。
踏むと良く回るエンジンなので、エンジンそのもののレスポンスが悪い訳では無いと思います。
乗った感じでは、燃費向上の為の燃料制御のセッティングかもしれません。
昨今、走りと燃費の両立は、当たり前になってますからね。
も一つの原因は、オルガンタイプのアクセルペダルかもしれません。
このペダル、通常のぶらさげ型と違い、床に駆動ジョイントがあります。
ちょうど、オルガンのペダルを踏む感覚、これは、エンジンをあおりにくい構造です。
ヒール&トーもやりにくく、慣れがひつようかも・・・
思うように走ってこその、スポーツカーですからね。
個人的には、60点と言った感じでした。

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Posted by papas