バイク注油

先日の、バルブ交換に引き続き、重たくなってきた、クラッチワイヤーの注油です。
油圧式なら良いんですが、私のバイクは昔ながらのワイヤー式です。
定期的に掃除をしないと、徐々に重たくなってきます。
特にこの手のバイクは、ギヤ比が低いので、頻繁にギヤチェンジを行います。
重たくなると結構な筋トレになるんですよね~~

先ずは、クラッチレバーを外して、ワイヤーをフリーにします。
久しぶりに分解しました。

ワイヤーに注油用のアダプタを取り付けて、手前の穴から洗浄用の潤滑剤を注入。
これを数回繰り返します。

ワイヤー下の出口から、汚れた洗浄剤が出てくるので、数回繰り返し、
ある程度綺麗になるまで繰り返します。

クラッチレバー付近のワイヤーは綺麗になりました。
こんなもんでしょう。
最後の仕上げに、クラッチワイヤー用のグリスを注入して、クラッチレバーを取り付けます。

取り付け完了です。
センサーが正常に動作するか確認して、取り付け完了。
クラッチレバーを外しているので、クラッチのつながり具合が若干変化します。
大きなネジと小さなネジを調整しながら、つながり具合の調整をして、大きなネジで固定します。
最後に防水カバーを取り付けます。

防水カバーを取り付けて完了です。
次回からは少し軽くなったクラッチで少しだけ楽が出来そうです。
あて、今回は「注油」がお題ですから、ついでにドライブチェーンの注油も行いましょう。

洗浄剤で汚れを落とした後に、ドライブチェーン用のグリスを注油して完了。
来週の通勤が楽しみです。

あ!ついでにタイヤの空気圧も調整。
空気圧を測定してみると、前輪が 0.8K、後輪が1.0Kまで下がってました。
規定値は、前輪 1.2K 後輪 1.5K ですから、かなり減ってますね。
この手のバイクは、チューブレス(ラジアルタイヤ)じゃなくて、チューブがほとんどです。
オフロード車は、山道を走る時に空気圧を下げる事があります。
接地面を増やして悪路の食いつきを良くするためです。
チューブレス(ラジアル)の場合、タイヤの空気圧が下がると、リムとの接着部分に負担がかかって空気抜けを起こす事があります。
低い空気圧で走行する場合は、チューブタイヤが適しているんですね。

乗り物

Posted by papas