電源FANの交換
前回は、スイッチング電源のファンを交換してみましたが、
今回は、安定化電源(トランス式、リニア電源)の空冷ファンを交換して見る事にしました。
ブロアで飛ばして、ゴミ掃除はしたんですが、やっぱりファンの音がきになります。
駆動部分は、経年劣化しますし、このさい静かなファンに交換しようかと・・・・
今回は、このファンを選びました。
それでも16dBの2,000rpm そこそこの風量はありますが、少しは静かになるかと。
少々、お高いですが、三洋のファンです。
先ずは、上面のフタを明けて、配線を確認。
フロントパネルは、下部のネジを二本外すと、外れます。
でも、配線が繋がってるので、作業はしやすくなりますが、完全にフルオープンにはなりません。
ネジが奥の取り付け位置で固定されているので、軸が細いドライバーが必要になります。
精密ドライバの大きめで何とかアクセス出来ました。
ファンは捨てる予定なので、出来るだけ配線を残して切断。
こんな、ファンが付いてました。
12Vで1.66Wと言う事は、0.14Aと言った感じでしょうか。
カタログデータでは、3,200rpm で、33dBと書かれてました。
今回交換するファンは、12V、0.05Aですから0.6W、2,000rpmで、20dB・・・
かなり省電力で、ノイズも少なく、少しは静かになるでしょう。
今後のファンの交換を考慮して、コネクタ接続にしました。
ケーブルも、前回のスイッチング電源同様、切断する事無く、フェライトコアに
巻き付けて、メイン電源の太いケーブルに固定しました。
しかし、取り付けが面倒でした。
細軸のドライバーが無かったので、精密ドライバの大きいサイズを使いましたが、
ネジ止めに苦労。
左下ネジのアクセスがし難いので、左下から取り付ける必要があります。
さて、電源を動かしてみると・・・・
あれ!あれ!音が小さくなってません、ほぼ同程度の回転音がします。
風量は増えてます。
純正で採用されていたファンと比較して、効率が上がってるようです。
風量が増えるのは良いのですが、音が小さくならないと、交換した甲斐がありません。
こんな事も有ろうかと、1,300rpmの同じメーカーのファンを注文中です。
スイッチング電源では、スーパー静音を使いましたが、風量がもう少し欲しいので、
超静音を注文中。
明日には届きそうです。
電源接続をコネクタにしたので、半田付け作業は必要なくなりました。
もう一度分解して、換装してみましょう。