シングルレバー混水栓

早い話、台所の蛇口です。
普通の水道水と、温水を一つのレバーで混水、調整できる蛇口を
「シングルレバー混水栓」と言うそうな・・・・
前回は、水漏れを起こしたので交換しました。
それから4年強、長い事使っていると、ガタが来て、根元がグラグラしはじめました。
交換するには、まだ早い、傷を付けないように丁寧に分解しましょう。

写真では見にくいですね。
ヘラを押し込むと少し入り込みます。
増し締めして、しっかり固定したいと思います。

一番下のスカートみたいな部分が回るはずなのですが・・・・
硬い!回らない、前回交換した時もこの作業が一番ハードだったんですよね~~
試行錯誤する事、30分、何とか回す事ができました。

潤滑剤を使ったり、ゴム手袋で滑らないようにしながら、力業です。
このネジを取ると、スッポリ上に抜けるはずなのですが・・・・

おかしい、抜けない。
水垢や、ゴミで固着してしまってます。
こちらも力業、コキコキ揺らしながら引き上げると、やっと抜けました。

あまりに汚かったので、色々お掃除。
目的の緩んだネジを目視。

少しきつめに締め直します。
かなり緩んでました、シンク下の固定板が木板なので、少しずつ歪みが出てズレます。
家なんで、見えないところはいい加減ですよ。

ご覧の通り、穴の下に合板が見えてるのわかりますか。
早い話、木枠にアルミのパネルを貼り付けてる感じです。
さて、次回を考えて、摩擦部分にシリコングリスを塗っておきましょう。
何故にシリコングリスかと言いますと、シリコンはプラスチックに優しい潤滑剤だからです。
潤滑剤と言えば、KURE 556 が有名ですが、白灯油系潤滑剤は金属には良いのですが、
プラスチックは変質してしまいます。
プラスチックが使われている部分には使わない方が無難です。

蛇口を戻して、ネジ絞め完了。

ネジのカバーを180度回して、カチッとロックするまで回します。
グリスアップのおかげで、非常にスムーズに回ります。
薄らと「LIXIL」の文字が見えます。
前回交換時に LIXIL 製を購入してたようです。
定期的に回して、固着してないか確認する必要がありますね。

次回は、蛇口ごと交換になるかもしれません。

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Posted by papas