釣り用ナイフ

久し振りに釣り用ナイフのお話。
2019年に釣り用ナイフ2種類、それと、前の「衝動買い」で出てきた ATS-34の
牛刀を3本も購入してます。
釣り用ナイフは、友人から譲って頂いたダイワの釣り用ナイフが有ったのですが、
しばらく手入れを怠ると・・・・サビが盛大に出ます。

メンテナンスが大変なんですよね。

結構頑張って磨いてこれです。
鋼材は多分ですが、440Cステンレスかと・・・
一般的な鋼材ですが、サビにはそれ程強く有りません。

次に釣り用として購入したのが、G.サカイのスキナーナイフです。
綺麗な作りで気に入っているのですが、ブレード鋼が、台所の牛刀と同じATS-34です。
硬度は60~61と硬く、切れ味もいいのですが、この鋼材も思ったより錆びます。
錆びると言っても、水では問題無いのですが、釣りの場合、塩水ですからね~
塩水が表面に付着した状態で数時間置くと、水滴が付いた部分が変色を始めます。
う~ん、このナイフもキャンプでは使えても、釣りには使えそうにありません。

最終的に辿り着いたのが、こちらのナイフです。

2019年に購入時には、H-1鋼が使われていましたが、現在の商品は、
ローカーボンステンレスが使われているようです。
H-1鋼とほぼ同等の腐食性能があるそうな・・・
硬度は、56~58、少し柔らかくなりますが、海で使うにはこの鋼材がベストかと・・・
海水の中に放置してもブレード面に全く変化無し。
商品名もふざけていて、「G.SAKAI NEW SABI KNIFE3」サイビナイフ3です。
ケースもプラスチック製で、気を遣わずに磯で使えます。
ケースが革製だと、色々気を使いますからね・・・・
柔らかい鋼材なので、刃持ちはイマイチ、釣行前に毎回研いでやる必要があります。
ピッカール研磨材で研磨すると、ブレードが鏡面仕上げに出来ますから、柔らかいんでしょうね。
上記ATS-34のスキナーナイフを研磨しましたが、鏡面にはなりませんでした。

刃物を使った凶悪事件が増えてますから、刃物と言えば危険な物と思いますよね、
特に台所で使う包丁とは目的が異なるナイフとなるとなおさらです。
最初にご紹介したスキナーナイフとか、本来動物の皮を剥いだり、解体する用途の
ナイフになります。
私個人としても、少々違和感は感じます、結局使う人の考え方一つなんですよね。
釣りでは、魚を美味しく持ち帰るために、血抜きや、魚を処理する(内臓を出す)等の
作業がありますから、必要になる道具ではあります。

と言う事で、今回は、釣り用ナイフのご紹介でした。
釣りをされる方、「G.SAKAI NEW SABI KNIFE3」はお勧めです。
お値段もお手頃です。

釣り

Posted by papas