アンテナ切替機(その後)

実験結果に満足出来ず、再チャレンジです。
今回は、前回の考察を取り入れて、配線無しのコネクタ接続でどの程度改善するか
同じ筐体を使って実験してみました。

BNCコネクタのケーブル付きを注文して、首を飛ばし、SMAコネクタを接続しました。
とりあえずは、コネクタの接続で半田付けとかするんですよ。

BNCコネクタの取り付け完了です。

N型コネクタの接続も完了して、今回は、こんな感じで、内部配線もコネクタ接続になってます。
コネクタ部分の長さを考慮してませんでした、コネクタの接合部が干渉して窮屈。
少しずらすべきでした。

ま!なんとか取り付け完了ですね。
N型コネクタの固定ネジの場所を見事に間違えて、2mm程短くほがしてしまい、大変な事に。
補正もうまくいき、取り付け完了。
さて、底面のパネルを閉じて、測定を開始します。

お!下がってます。
前回は、SWR 1:2.0を超えてたのに、431MHzで1:1.39これなら、十分使えます。
それでは、個別の周波数帯を測定してみましょう。

前回SWRが下がらず、がっかりした 430MHz帯が1:1.5以下に抑えられtます。

144MHz帯も安定してますね、1:1.2ですから十分許容範囲無いです。

目的の周波数が許容範囲に入りましたので、広範囲で再度測定してみます。
計測器では、557.6MHzまでは、使える感じです。

それでは、実機に接続して確認して見ましょう。
アンテナを切替機に接続して・・・・

430.88MHzは、当サイトのサービス周波数になります。
さて、問題のSWRはと言うと、1:1.2前後でしょうか。
理想的とはいえませんが、許容範囲内です。
次に、ダミーロードを接続して、再測定してみます。

あれ!若干増えてませんか。
こちらの方が良い値が出ると期待してたんですけどね。
ま!様子をみましょう。

早速、実戦投入です。
後ろのコネクタには、VUのサブアンテナを接続して、もう片方には、1200MHzまで対応した
ダミーロドを接続してます。
前面には、WiRES用無線機を右に接続し、D-STARやWiRESの応答用のFTM-6000の出力を・・・

これで、BNCのコネクタをクロスさせれば、いつでも簡単切替が可能になりました。
BNCは抜き差しを頻繁に行う事を前提に設計されてますからね~~打って付けです。

さて、しばらく運用して、確認して見ましょう。