FT8(事前準備)

2023年9月22日

突然の FT8 です。
無線を使ったデジタルモード通信の一つで、JARLの紹介ページには以下が書かれてます。

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FT8 は同期型の通信であることから通信するには双方が正確な時刻に校正された PC を使って、送信、受信を交互に繰り返します。
FT8 の帯域幅は 50Hz ほどで、伝送速度は 6.25 ボーで15 秒サイクルでメッセージの伝送を交互におこないます。
1 交信を最短 1 分程度で終えることができます。
受信限界の S/N 値は理論上 - 20dB から- 21dB と言われています。
HF での交信では QSO 時間が短縮されたことの方のメリットが大きいと言えます。
送信できる文字数には制限があり(定型文で 18 文字など)、シグナルレポートは PC 内で計算され受信強度が何 dB かを送信します。
オートシーケンスを選んでおけば目的の相手局をマウスクリックした後は半自動で QSO が進みます。
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と訳の分からない事が書かれてます。
要するに、半自動で無線交信が成立し、半定型通信で行えば、言葉の壁もないと・・・・

やってみようじゃありませんか。
ただ問題があります。
パソコンが非力な事・・・
諸元では、通信信号を符号変換するのに、それなりのスペックが必要とか。
既に遠距離通信をインターネット経由で行う、Wires-Xが稼働中である事・・・・
そもそも単一パソコンで同時運用が可能なのでしょうか・・・・
ま!上手く動かなかったら、パソコンを何とかしましょう。

先ずは、無線機と、PCを接続する必要があります。
現在の状態がこれ。

HRI-200のコントロール用、COMポートが一つ、それと、オーディオポートがあります。
さて、USBデバイスの接続方法ですが、前もってドライバをインストールしておいたほうが、
何かとトラブルが少ないです。
最近は少なくなりましたが、誤認識されると、修復が大変です。
ICOMのホームページから IC-7300用 USBドライバをダウンロード、事前にインストールしておきます。

そして、パソコンと無線機を接続。
お!出てきました。
ちゃんと、音声デバイスと、シリアルデバイスを認識してます。

もう一つ忘れてはならない事、時間同期のタイミング調整です。
windowsの同期タイミングは、1週間「604800秒」です。
これでは時間のズレができるので、以下のレジストリを書き換えます。
「\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient」
この中の「SpecialPollInterval」・・とりあえず1時間毎に合わせましょう。
3600秒をセット。
これで事前準備は完了です。

FT8運用には、専用ソフトをインストールしてやる必要があります。
それは、また、次回・・・・

WIRES-X と IC-7300、それぞれに、デバイスを認識してますから混在はできそうです。
あとは、パソコンのスペックが、同時運用に耐えられるかどうかです。