前回から約三ヶ月サーバメンテナンスの時期になりました。
今回はバックアップ後に、PHPと、MariaDB (MySQL)のバージョンアップ予定です。
何時もの様に、横のパネルを外して、稼働中だったHDDから予備のHDDに丸ごとコピーします。
時間はかかりますが、全くのクローンが出来上がるので、確実ではありますね。
予定通り、2時間チョットでバックアップ終了。
現用のHDDを休ませて、バックアップを現用として機動させます。
その後 PHP と、MariaDBのバージョンを上げたいと思います。
もし失敗しても、バックアップがあるので、戻せば大丈夫。
さて、バージョンアップを始めましょう。
PHPはモジュール管理されているので、切替は簡単なはずです。
他のバージョンに切り替えたい場合は、一旦リセットする必要が有りそうです。
[root@ns ~]# dnf module reset php
次に・・・
[root@ns ~]# dnf module install php:remi-8.2
お!珍しくすんなり終わりました。
[e]enabled, [i]installed が remi-8.2 に移動して、切り替わった事がわかります。
あら、なんて簡単なんでしょう。
remi-8.3 まで上げようと思いましたが、モジュールのメンバー不足のようです。
依存関係の警告が出たので、一つ前の安定版に切り換える事にしました。
同じ方法で、MariaDBもモジュール切替でバージョンアップ
こちらも、[e] enabled [i] installd がmariadb 10.5 に表示されて、
mariadb 10.3 から、mariadb 10.5 へ切り替わりました。
今回のアップデートは、PHPの7.4はサポート切れである事、MariaDBは本ブログが
10.4以上を推奨である事から、メンテナンスしました。
何時も、いろいろトラブルので、バックアップ直後に作業しましたが、
思ったよりすんなり切り替わりました。
Linuxも年々使い易くなってますね、良かった良かった。