NanoVNA
前々から気になっていたNano VNA F V2が到着しました。
Amazonで検索するとワンサカ出てくるので、どの機種が良いのか全く解らん測定器です。
でAmazonでの購入を避けて、部品購入で何時も使っている「秋月電子通商」さんから
購入する事にしました。
お値段はそこそこ、送料無料で2万を切るお値段でした。
Nano VNA-H4(1万円前後)とも迷いましたが、H4が1.5GHz上限だったのに対し、
V2は、3GHzが上限・・・・我が家には、1200MHzの機器があるので、
ギリギリ使えるより、余裕が有った方が良さそうなので、V2にしました。
この手のAnalyzer、一昔前なら百万超えのお値段が普通だったんですけどね・・・・
チャンとしたのだと、今なら25万くらいかな~(スペクトラムアナライザ)
お手軽測定器 NanoVNAは、日本人の「高橋知宏氏」が、2016年頃に開発してオープンソースとして公開。
ヤッパリ中国系のハッキング大好きな皆様が積極的に開発して、今に至るようです。
色々と派生はありますが、良い方向に開発が進んでいるようなので、オープンソース化は
正解だったのかもしれませんね。
「Nano VNA」
Nanoは単位のナノかな~、ミリ (m) → マイクロ (μ) → ナノ (n) → ピコ (p)・・・・
凄く小型のって事なんでしょうか。
VNA は、Vector Network Analyzer の頭文字っぽいです。
実機がコレです。
開封してみました。
一通り、部品は揃ってますね。
取り敢えず、電源は入りました。
さて、どう使うんでしょう。
スイッチとインターフェースはこんな感じです。
TYPE-Cは充電用、TYPE-Aは5V/1A出力の充電器として使えるようです。
ファームウェアも確認してみましょう。
Hardware: Rev.C
Firmware: v0.5.0
さて、最新は・・・「www.sysjoint.com」ここで確認。
どうやら最新版のようです。
続いて、利用前のキャリブレーション。
リセット作業を行ってから順次行います。
メニューの上から進めましょう。
「OPEN」
オープン用のアダプタを取り付けて、キャリブレート。
OPENに☑がついて完了です。
次はショート。
普通にショートされたアダプタを取り付けてキャリブレート。
ショートに☑が付いて、完了しました。
次はロードですね、ロードはダミーロードの事だと思います。
ダミーロードをS11に取り付けてキャリブレード。
次は、THRUですね。
Port11とPort21を直接接続して、キャリブレート。
一通り終了です。
校正情報を保存しましょう。
50KHz~3.0G迄の校正ですからね!
他のメモリーも活用したいと思います。
取り敢えずの用途は、SWR計でしょうか、次にノイズ対策で使ったフィルタ特性の確認等々。
気軽に測定が出来そうです。
実際の測定は、次回ご紹介します。