オイル交換
今日は、早く帰ってバイクのメンテナンスです。
個人で出来るメンテナンスは、ある程度限られますが、オイル交換は、
自分で出来る最高のメンテナンスです。
先ずは、アンダーガードを外します。
ドレンボルトがアンダーガードに隠れているので、交換する時は外す必要がありますね。
外したタイミングでチョット掃除しましょう。
この部分がオイルの注油口と、オイルエレメントの場所です。
こちらがオイルの注油口。
この部分に、エレメントが入ってます。
下に、1300mLの表示がありますね、フィルタ交換無しの場合、1300mL、
フィルタも交換する場合、1400mLの給油を行います。
それでは、ドレンボルトを外して、排油してみましょう。
その前に、廃油を受けるボックスを準備します。
2500Km程走りましたが、それなりに汚れてますね。
高回転型のエンジンですので、2500Km毎にオイル交換。
5000Km毎に、エレメントもドレンボルトも交換してます。
ドレンボルトの中央に磁石が組み込まれたボルトを使ってます。
うっかり上部を拭き取ってしまいましたが、周りが黒くなっているのが見えますね。
今回は、ドレンボルトも、ドレンワッシャーも同時に交換です。
磁石部分に鉄粉の付着がないので綺麗です。
さて、注油口と、オイルフィルタを取り外してみました。
残ったオイルを車体を傾けて排出させ綺麗に拭き上げました。
キャップ側も掃除して準備します。
パッキン(Oリング)も交換。
こちらのOリングも交換します。
フィルタも新品の純正品です。
今回までかな、純正品ってお高いんですよね。
これが重要な作業です。
ボルトの締め付けトルク。
特に、フィルタ部分のトルクは、10Nm (1.0Kg/m) と整備マニュアルに書かれてます。
手作業で調整できるトルクでは無いので、トルクレンチを使います。
え!こんな力で良いの?くらいの感じなので、整備する時は、トルクレンチは必須です。
絞めすぎると、フィルタカバーが破損するか、ねじ切ってしまいます。
ドレンボルトは、20Nm (2.0Kg/m) 、アルミのエンジンブロックはネジ山をねじ切ってしまう危険性があります。
締め付けトルクは非常に重要です。
さて、次は、47,500Kmを交換時期として、記録しましょう。
次回は、ドレンワッシャーとオイルのみの交換になります。
個人で出来る、最低限で、一番効果的なメンテナンス(オイル交換)
人間で言う所の、血液のメンテナンスと同じですね。