ノイズ対策
先日設置が完了した、短波帯の無線設備。
アンテナチューナーで同調もとれて、オンエアの準備は完了しているのですが、アンテナチューナーで無理矢理同調させている事が原因なのか、ノイズが多くて悩まされてます。
順次試していくしか無いので、今回はコモンモードノイズ対策を試してみました。
ノイズの原因がコモンモードノイズであれば、若干の改善が見込めるはずです。
導入するのは、第一電波工業(DIAMOND)のCMF2000です。
開封。
屋内専用のコモンモードフィルタで、無線機の直下に接続して使います。
フィルタと、無線機の間でノイズが乗ることも想定して、ファライトコアをズラリ取り付けました。
低い周波数程、ノイズが大きく、以下3.5MHz帯から・・・・
無信号時にこの状態です。S9+10dBは振ってますね。
フィルタ挿入後・・・ほぼ変化無し。
次は、7MHz帯です。
挿入前、こちらもS9+ですね。
若干下がりましたが・・・・気のせい程度。
次は、21MHz帯です。
先ほど書いた通り、周波数が上がると、若干ノイズが減ります。
こちらも若干下がりましたが、気のせい程度・・・・・(^_^;)
次は28MHz帯
挿入後は・・・・
うん! 次いこう。
最後に50MHz帯
こちらは、ほぼS0ノイズは気にならないレベルです。
逓倍で出ていた信号が変わった感じ。
何やら効いているようではありますが・・・・
目的の受信ノイズ対策としては失敗ですね。
コモンモードフィルタは、送信時にも効果があり、
他の無線設備(ラジオやテレビ)の妨害を抑制する効果もあるとか・・・・・
受信ノイズの原因がコモンモードノイズでは無かったと言う事でしょうね。
机の後ろに固定して、しばらく使って見る事にします。
アンテナ直下型と併用する事も考えてましたが、
ここまで効果が無いと次の投資に意欲が湧きません。
今月の投資はここまで、また来月考えてみましょう。
それまでに、お金のかからない部分を手直し、アースの取り方を再検討してみます。
この手の設備には、アースが重要ですから、1mでも長いのかもしれません。
白い線がアースなんですが、根元に端子を付けて、カウンタポイズ的に、
配線して試して見ましょう。
若干でも効果があると良いのですが・・・・