写真の現像(2)
今日は、ブログネタも尽きてきたので、現像シリーズ第二弾。
月の現像です。
まず月の撮影。
月は思いの外明るいので、普通の望遠レンズで普通に撮影できます。
今回のデータは・・・
望遠400mm(35mm換算で600mm)
絞りF8.0
シャッター速度1/100sec
星の撮影と同じですが、シャッター速度を遅くしてスローシャッターで
撮影する場合でも~5sec程度まででしょうか・・・
これ以上にすると、星の動きで被写体ブレになります。
これが元データです。
月のクレーターを綺麗に撮りたい場合、満月の日は撮影に適しません。
満月と言うことは、月の正面から光が当たってる訳ですから、月表面の凹凸が、
出にくく、全体的に「のっぺり」した感じになります。
半月とか、今回みたいに少し傾いてると、クレーターもはっきり陰影ができて
よく見えます。
まずは月の表面加工ですから、強調するため、クレーターがハッキリ見える部分を抜き出します。
シャープネスと、輪郭強調で、クレーターを強調。
若干暗くして、明暗をハッキリさせ、月を引き立たせます。
この程度までは、現像作業ですね。
これ以上いじると、現像じゃなくて、レタッチになってしまいます。
さて、次回は何を書こうかな・・・
室内撮影で写真が暖色に傾いた時の話でもしましょうか。
と言うことで次回はホワイトバランス(色温度)について書いてみる事にします。