彼らの花園は終わりました
12月30日、第二回戦、対戦相手は、重量フォワードの慶應義塾(神奈川第1) です。
試合30分前から冷たい雨が降りだし嫌な予感。
選手達にとっては、長崎県代表(北陽台高校)の武器である足が奪われてしまいます。
フォワード戦では、10キロ近い体重差があるため不利。
とうとう冷たい雨の中、試合が開始されました。
選手達も厳しいですが、撮影も厳しい。
雨具を付けての撮影しづらさもありますが、何と言っても光が足りない。
報道陣は、大砲みたいなレンズを並べてるし、カメラと合わせると100万超えてるな・・
結局前半は2トライを奪われ、12-0でおりかえしました。
後半は、小降りとなり、グランドコンディションも若干よくなりました。
持ち味の早い攻撃で2トライを奪い同点。
ペナルティーゴールを決め、3点リードでロスタイムへ突入。
ここからの攻防が、敵ながらアッパレ。
ゴール正面でのペナルティーでもゴールキックを選ばず、同点ではなく、逆転トライを狙った攻撃で攻め込まれました。
ロスタイムですから勿論ここでプレーが切れれば、その時点でノーサイドとなります。
それでもトライを狙ってくる選択はさすがです。
結局この攻防を、慶應義塾が制し、北陽台高校ラグビー部の冬は終わりました。
しかし、良い試合を見せてもらいました。
出来れば、最良のコンディションでもう一度試合を見てみたい・・・
また来年、この場所で選手達を追っていたいと思うのでありました。