長崎県の五島地方に古くから伝わる「バラモン凧(たこ)」は、大凧の名称で、「バラモン」とは、五島の方言で「活発な、元気のいいこと」を表します。
絵柄には、鬼に立ち向かう武士の兜の後ろ姿が描かれており、羅生門の鬼退治の伝説を表現しているという勇壮なもので、色彩がとっても鮮やかです。
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その大きさは、大人の身の丈ほどあり、頭部に張られた弓の弦に風が当たって、音を出します。
ぶぃーーーん! みたいな。
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最近は、鬼の絵柄以外にもいろいろあるみたいです。
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山の上は、少々冷え込みましたが、弁当持参の楽しい一時でした。