リムーバブルドライブの改造

今日はハンダゴテ持ち出してごぞごそ・・・
会社でも問題になっているリムーバブルドライブ「USBメモリ」とか「USB接続のHDD」とかがありますが、PCのドライブベイに入れて使うタイプのほとんどが、IDEインターフェースに直結です。
この場合、ホットプラグによる取り外しができず、いちいち再起動が必要となります。
起動ドライブの取り替えで、OSを切替ながら使う分には問題ないのですが、データドライブとして使うには不便ですよね。
そこで、手持ちのリムーバブルIDEドライブにUSBインターフェースを取り付けてホットプラグ対応のリムーバブルドライブに改造して見ましょう。
今日の利用部品は・・・・・

真ん中に置いてある部品が内蔵型リムーバブル、その中に置いてあるのが市販のIDEをUSBに変換するインターフェースです。
所で問題が一つ、このまま取り付けただけで、本体に入れてしまうと・・・・・
インターフェースの電源供給がUSBケーブルから行われているため、Windowsのハードウェアの安全な取り外しで、取り外す事は出来ますが、取り付ける事ができません。
一度インターフェースの電源を切ってやる必要がありますが、いちいちケースを空けたり、ケーブルを抜いたりするのは困難です。
リムーバブルケースのフロントの鍵兼、電源スイッチでインターフェースの電源を切ってやる必要がでてきます。
そこで、ハンダゴテが必要になるわけです。
改造前にUSBインターフェースの仕様を確認しましょう。

端子配線
これによると、1番ピンの電源を切断して、リムーバブルドライブのインターフェースから給電すれば、フロントのドライブ電源キーでインターフェースの電源を切ることが可能となります。

インターフェースのケースを分解します。

USBケーブルからの給電を基盤パターンをカットします。

次にリムーバブルドライブから電源を取るため、バイパス用の配線をハンダ付けします。

リムーバブルドライブを分解し、5ボルトラインから電源を取ります。

全てを接続して完成です。
これで、抜き差し出来る、USB接続リムーバブルドライブの完成。
USBケーブルは、外から回すか、マザーボードにも出てますので、そちらに接続します。
ま! こんな事しなくても既製品が売ってあるんですけどね。
それぞれに取り外しメディアの規格が異なりますので、今までのドライブを全て買い換えるわけにはいきませんし・・・有効利用と言うことで!
同じ悩みの方、いらっしゃいませんか? インターフェース代金2000円程度で引き受けますよ。

PCとネット

Posted by papas